2022-02-01 Les Hallesで買い物
久しぶりに日常雑貨を買いに行った。Sは全然服を買わないのだけどどれも古びたり穴が空いたものを繕ったりしていたが、流石に着るものがなくなってしまったのでレアルの大きなショッピングモールへ。
あまり大きな商業施設は好きではないけれど、短時間で複数の種類のものを買い揃えたいとなると便利な場所ではある。
パリは、女性を飾るものは安価でも多様な種類が手に入るが、男性の服はというとまったく酷い品揃えだ。ジーンズか、黒・茶・カーキのチノパンしかない。あとは安そうなプリントの灰色ぽいズボンかジャージ。もちろんこだわったお店に行けばあるのだろうけど、そこまで服にお金をかけるつもりがない(私もそう)のでこの中から選択するしかないが、それにしても…
私はバスソルトといい香りのろうそく、あといい匂いのクリーム(とにかく引きこもることの多い今いい匂いのなにかが欲しかった)、ルームスプレーを買う。日本だと薬局兼かわいい雑貨もあるセレクトショップがどの町にもあるけれど(名前なんだっけ、駅ビルにもあったりする)そういう便利な場所が思いつかずふらふらしていたところ驚くほど広い薬局をみつけた。近所の薬局にはなかったクリームや、いい匂い製品があった。そうか、ここにくれば揃うのか…。
帰る前に新装開店したSamaritaineに寄って内装を見てみる。
鉄骨の部分が薄い灰水色なのだけれど、ちょっとファンタジーなレースみたいな雰囲気でかっこよくなかった。もしかしたら同じ色でも、もうちょっとしっかり締まった暗いトーンならかっこよかったのかもしれないけれど。昔はメトロの入り口と同じような色だったのだけれど、その方がシックだったなあ。
そういうほんの僅かな差異がものの印象を変えるのだと思う。そういう微妙な部分にこだわることができる人が、大きな案件を任されなくなっているのだろうな。
夕方に19区に住んでいた時によく通った中華のうどん屋さんへ。
いつ食べても安定、ほっとする味。